読了本:時代小説/歴史小説

読了本ストッカー:『決戦!本能寺』伊東潤/矢野隆/天野純希/宮本昌孝/木下昌輝/葉室麟/冲方丁/講談社

決戦!本能寺 [単行本(ソフトカバー)]葉室 麟講談社2015-11-182017/2/27読了。これも面白いなぁ!時代小説は特に、アンソロジー系は避けて通ることが多かったのですが。歴史的名作とかではなく、最新作(ってわけじゃないけれど)ってのが、従来の時代小説…

読了本ストッカー:『決戦!大坂城』伊東潤/天野純希/乾緑郎/木下昌輝/葉室麟/冲方丁/富樫倫太郎/講談社

決戦!大坂城 [単行本(ソフトカバー)]葉室 麟講談社2015-05-272017/2/24読了。【本の雑誌】の時代小説特集で知ったこのシリーズ。全然知らんかったなあ。ひとつの歴史の転換点を題材として、複数の作家が書き下ろすアンソロジーシリーズ第二弾の『決戦!大…

読了本ストッカー:『戦国無情 首穫り』伊東潤/講談社文庫

戦国無常 首獲り (講談社文庫) [文庫]伊東 潤講談社2011-06-152017/1/30読了。Amazonの内容紹介より。内容紹介歴史時代小説の新鋭による大金星!この巧さ、この深さ――魂に響く息詰まる人生絵巻。宮部みゆき氏推薦宮部みゆき氏の推薦文――『時は流れ、人は去っ…

読了本ストッカー:歴史から消えた城にもそれぞれの物語がある……『まぼろしの城』池波正太郎/講談社文庫

まぼろしの城 (講談社文庫) [文庫]池波 正太郎講談社1983-012017/1/13読了。沼田城城主の沼田万鬼斎、その愛妾ゆのみ、その父金子新左衛門、息子沼田万平八郎らが、戦国の覇権を争う「前・真田太平記」です。ま、沼田城オンリーなので、戦国の覇権ってほどで…

読了本ストッカー:試刀家、山田一族の滅びるさま……『斬』綱淵謙錠/文春文庫

新装版 斬 (文春文庫) [文庫]綱淵 謙錠文藝春秋2011-12-062016/11/8読了。

読了本ストッカー:1792年の伊達男!……『紅はこべ』バロネス・オルツィ/創元推理文庫

紅はこべ (創元推理文庫 507-1) [文庫]バロネス・オルツィ東京創元社1970-05-20 2016/07/26読了。1972年の伊達男……なんだか、天下御免の向こう傷こと旗本退屈男みたいですが、まあそんな感じ。それにしても、オルツィといえば「隅の老人」シリーズだと思って…

読了本ストッカー:「これだから、女という生きものは強いのだよ」……『にっぽん怪盗伝』池波正太郎/角川文庫

にっぽん怪盗伝 新装版 (角川文庫) [文庫]池波 正太郎角川書店(角川グループパブリッシング)2012-12-252016/7/7読了。

読了本ストッカー:もうひとつの『真田太平記』……『真田騒動 恩田木工』池波正太郎/新潮文庫

真田騒動―恩田木工 (新潮文庫) [文庫]池波 正太郎新潮社1984-09-27 2016/6/20読了。 時代コメディ(?)『真田丸』を観てたら、読みたくなりました(笑)。 『真田太平記』もありますが、それ読んじゃうと引っ張られる気がして……。短編集である本書にしてみま…

読了本ストッカー:『剣光斜めに飛べば』南條範夫/徳間文庫

剣光斜めに飛べば (徳間文庫) [文庫]南条 範夫徳間書店1987-07 2016/6/15読了。 虚無的な天才剣士、色気満載の女スリ、それを慕う子分、磊落な若様、実直な家来、などなど伝奇小説のガジェット盛りだくさんですが、全然伝奇ではなく、時代小説でした。いや、…

読了本ストッカー:『阿部一族・雁・高瀬舟』森鴎外/旺文社文庫

阿部一族・雁・高瀬舟 (1965年) (旺文社文庫) [文庫]森 鴎外旺文社19652016/4/21読了。 ◆「阿部一族」……熊本藩主細川忠利の死に際して行われた殉死をめぐる悲劇を描きます。読了感としては、五味康祐の短編みたいでしょうか(こっちが先だけど)。 阿部一族…

読了本ストッカー:『蜻蛉始末』北森鴻/文春文庫

蜻蛉始末 (文春文庫) [文庫]北森 鴻文藝春秋2004-082016/3/10読了。 「藤田組贋札事件」で有名な政商・藤田傳三郎が主人公の時代小説です。

読了本ストッカー:虎のように相撲う力士……『雷電本紀』飯嶋和一/河出文庫

雷電本紀 (河出文庫―文芸COLLECTION) [文庫]飯嶋 和一河出書房新社1996-092015/1/22読了。 うぅ……何度も泣いてしまいました……。 通勤電車の中では読まないほうがいいと思います。 号泣必死とか言いたくないんだけど、ほんとに号泣しちゃうよなぁ。。。

読了本ストッカー:悟浄主人公の短編あり!……『李陵・山月記 弟子・名人伝』中島敦/角川文庫

李陵・山月記・弟子・名人伝 (角川文庫) [文庫]中島 敦KADOKAWA/角川書店1968-09-092015/12/2読了。 万城目学氏の『悟浄出立 (新潮文庫 ま 48-1) [文庫]』のブックレビューを読んで、中島敦氏 の「悟浄出世」「悟浄歎異」の二編を知り、読んでみたく、購入し…

読了本ストッカー:『韃靼疾風録㊦』司馬遼太郎/中公文庫

韃靼疾風録〈下〉 (中公文庫) [文庫]司馬 遼太郎中央公論社1991-01-012015/11/20読了。

読了本ストッカー:思った以上にラブストーリー……『韃靼疾風録㊤』司馬遼太郎/中公文庫

韃靼疾風録〈上〉 (中公文庫) [文庫]司馬 遼太郎中央公論社1991-01-012015/11/16読了。 以前、司馬遼太郎氏の『大盗禅師』を読んだとき、「読んでも読んでも、お姫様が海から流れ着かないので、訝しい気持ちで読んでいたのですが……どうやら『韃靼疾風録』と…

読了本ストッカー:江戸版『スパイ大作戦』!(ウソ)……『スパイ武士道』池波正太郎/集英社文庫

スパイ武士道 (集英社文庫 い 8-1) [文庫]池波 正太郎集英社1977-06-012015/10/20読了。 弓虎之助は筒井藩の藩士。七十石三人扶持で勘定方を勤めています。 戦国の世より何代にも渡って筒井藩に奉公する弓家ですが、実は公儀隠密。これまでの先祖はなーんに…

読了本ストッカー:『算学武芸帳』金重明/朝日文庫

算学武芸帳 (朝日文庫) [文庫]金 重明朝日新聞出版2010-12-072015/10/13読了。

読了本ストッカー:『北斗の人』司馬遼太郎/角川文庫

北斗の人 新装版 (角川文庫) [文庫]司馬 遼太郎KADOKAWA2004-02-222015/9/12読了。

読了本ストッカー:『薄桜記』五味康祐/新潮文庫

薄桜記 (新潮文庫) [文庫]五味 康祐新潮社1965-05-022015/5/11読了。 いつもながら、現代の倫理観ではない「武士の倫理観」が満載。五味作品を読めば、武士道礼讃めいた底の浅い日本万歳論なんていえなくなりますよ。 心から心服していた亡君の怨を報ずるた…

読了本ストッカー:『神無き月十番目の夜』飯嶋和一/河出文庫

神無き月十番目の夜 (河出文庫―文芸コレクション) [文庫]飯嶋 和一河出書房新社1999-102015/4/15読了。

読了本ストッカー:『新装版#悪霊列伝』永井路子/角川文庫

悪霊列伝 (角川文庫) [文庫]永井 路子角川書店1999-092014/11/17読了。

読了本ストッカー:ホワイト藤沢周平!……『よろずや平四郎活人剣㊦』藤沢周平/文春文庫

よろずや平四郎活人剣〈下〉 (文春文庫) [文庫]藤沢 周平文藝春秋2003-122014/9/28読了。 読み進めるにつれ、どこかで「ブラック藤沢周平」が顔を出して、登場人物皆殺しにしたらどうしよう……と恐怖におののいていましたが、ホワイト藤沢周平! よかった……(…

読了本ストッカー:ホワイト周平に安心……『よろずや平四郎活人剣㊤』藤沢周平/文春文庫

よろずや平四郎活人剣〈上〉 (文春文庫) [文庫]藤沢 周平文藝春秋2003-122014/9/24読了。 旗本の妾腹の息子、神名平四郎は、友人たちと道場を構えるべく準備をしていましたが、友人のひとりに金を持ち逃げされて計画は頓挫! 糊口を凌ぐべく、世間のやっかい…

読了本ストッカー:再読『秘太刀馬の骨』藤沢周平/文春文庫

秘太刀馬の骨 (文春文庫) [文庫]藤沢 周平文藝春秋1995-112014/8/19読了。 録画していた『秘太刀馬の骨』を見終わったので、ひさびさに再読してみました。 前回のエントリはこちら。 ドラマ版は、主人公浅沼半十郎と妻杉江の関係が温厚に描かれており、結構…

読了本ストッカー:藤沢ブラック周平のあとを継ぐ……『夏の椿』

夏の椿 (文春文庫) [文庫]北 重人文藝春秋2008-01-102014/5/15読了。 なんといっても衝撃的なのは、これがデビュー作だということです。 もちろん初めて書いた小説というわけではないですが、時代小説としての完成度がすごいなぁ。 陰鬱なイメージが強く、初…

読了本ストッカー:無芸な忍者たち、その2……『忍者無芸帖#大食の巻』

忍者無芸帖 (大食の巻) (文春文庫―ビジュアル版) [文庫]いしい ひさいち文藝春秋1993-122014/4/25読了。

読了本ストッカー:無芸な忍者たち……『忍者無芸帖#無芸の巻』

忍者無芸帖 (無芸の巻) (文春文庫―ビジュアル版) [文庫]いしい ひさいち文藝春秋1993-122014/4/25読了。

読了本ストッカー:あれ?シリーズものだった……『銀座開化おもかげ草紙』

銀座開化おもかげ草紙 (新潮文庫) [文庫]松井 今朝子新潮社2007-09-282013/3/25読了。 時は明治七年。時節に乗り遅れ、鬱々とした日々を送る元幕臣久保田宗八郎は、こちらはちゃっかりと時節に乗りまくっている兄の正矩の口添えで、銀座三丁目にある「九星堂…

読了本ストッカー『前田太平記㊦富田流秘帖』

前田太平記〈下〉 [単行本]戸部 新十郎毎日新聞社1995-09 2012/11/21読了。

読了本ストッカー:「兵法を遣おうと思ってはならぬ」……『前田太平記㊤富田流秘帖』

前田太平記〈上〉 [単行本]戸部 新十郎毎日新聞社1995-09 2012/11/19読了。 主人公は後の「名人越後」、富田六左衛門重政(この巻では)。富田流のことが知りたいと思って、借りてみました。 富田勢源、富田景政の弟子として越前一乗谷で過ごす六左衛門。景…