読了本ストッカー:『戦国無情 首穫り』伊東潤/講談社文庫



2017/1/30読了。

Amazonの内容紹介より。
内容紹介
歴史時代小説の新鋭による大金星!
この巧さ、この深さ――魂に響く息詰まる人生絵巻。宮部みゆき氏推薦

宮部みゆき氏の推薦文――
『時は流れ、人は去っていく。それに耐えられなければ、「人」という稼業は務まらない』――この俊英な作品集で、伊東さんは書いている。人は弱く浅はかで、時に嘘をつき、言い訳を探し、欲深く、功を欲し、幸を求める。だがそれでいい、それでもいいから生きるためにもがき、精一杯あがこう。それこそが歴史だ、と。

戦場の武功の証は獲った敵方の「首」によって決まる。下級武士たちの手柄を巡る争いは、なんと浅ましく、また儚いものか。運命はなぜこうも皮肉を好むのか。「頼まれ首」「もらい首」「拾い首」など、戦国時代の「首獲り」の明暗の中に、欲の頸木(くびき)から逃れられない人間の悲喜劇をみた、万感胸に迫る名品全6編。

※本書は2009年6月、小社より『戦国奇譚 首』として刊行された単行本を改題し、加筆、修正したものです。

内容(「BOOK」データベースより)
戦場の武功の証は獲った敵方の「首」によって決まる。下級武士たちの手柄を巡る争いは、なんと浅ましく、また儚いものか。運命はなぜこうも皮肉を好むのか。「頼まれ首」「もらい首」「拾い首」など、戦国時代の「首獲り」の明暗の中に、欲の頸木から逃れられない人間の悲喜劇をみた、万感胸に迫る名品全6編。