2006-08-01から1ヶ月間の記事一覧
月に繭 地には果実〈下〉福井晴敏幻冬舎文庫2006/4/23読了。「ヨシュウ・トミノフ」という歴史学者が登場したり、富野監督に対するリスペクトというか、遊び心が満載の本シリーズもいよいよ最終巻。相変わらず「カイラス・ギリ」「バグ」など、どこかで聞い…
月に繭 地には果実〈中〉福井晴敏幻冬舎文庫2006/4/21読了。物語も中盤。ガンダムを知っているとさらに楽しめるコネタがワサワサと出てきます。ザク?はボルジャーノンになっちまうし・・・。しかしZガンダムのカミーユにしろ、本書のロラン→ローラにしろ、セク…
月に繭 地には果実〈上〉福井晴敏幻冬舎文庫2006/4/19読了。ターンエーガンダムのアナザーストーリー。さすが富野監督フリークの福井氏だけあって、文章も激似!中学生くらいのとき富野監督の小説が好きで、ファーストガンダム、Zガンダム、逆襲のシャア、…
非在鳥飼否宇2006/4/18読了。全ての伏線をもれなく回収する素晴らしい本格ミステリ。有栖川有栖氏の『海のある奈良に死す』に続いて人魚ネタですが、勉強になるなぁ(笑)。鳥飼氏の作品はバカミスに選ばれていた(『本格的』だったでしょうか?)ことで知っ…
たまゆらの鏡―大正ヴァンパイア伝説 六道ヶ辻栗本薫角川文庫2006/4/13読了。BL方向(?)に舵を切っていましたが、ようやく伝奇小説じみてきました(笑)、「六道ヶ辻」シリーズ。もはや○○はデウス・エクス・マキーナ。物語を総て終わらせてしまいますね~…
女将軍伝4/12読了。中国史上、正史列伝中に唯一名を残す女将軍「忠貞侯太子太保都督秦夫人・良玉」の生涯を描く小説です。解説は当然(?)田中芳樹氏。ちなみに『おんなしょうぐんでん』ではなくて『じょしょうぐんでん』です。読書中に「おんなしょうぐん…
新・世界の七不思議鯨統一郎総元推理文庫4/12読了。 本作での七不思議とは「アトランティス大陸」「ストーンヘンジ」「ピラミッド」「ノアの方舟」「始皇帝」「ナスカの地上絵」「モアイ像」の七つ。私の七不思議初体験(?)は『ぼくのミステリー新聞』とい…
月魚 (角川文庫)著者:三浦 しをん角川書店(2004-05)2006/4/11読了。 え~と、まぁ主人公二人の関係性についてはつっこまない&深く考えないとして・・・古本に関する話が面白かったでございますな。直木賞受賞されて、今後の活躍も期待です。三浦氏は、土屋…
これまでセブン&ワイで営業していた「記述師文庫堂」ですが、この度ブログに移ってまいりました。引き続き、私の読了本を記述していきたいと思います。それに加えて、版元営業や書店のことも書いていけたらと思います。それでは、宜しくお願いします。(2013…