読了本ストッカー:『邪法剣』柴田錬三郎/新潮文庫

邪法剣 (新潮文庫)
柴田 錬三郎
新潮社
1985-09


2017/6/25読了。

◆「木乃伊館」……黄金伝説を巡る物語だったはずが、途中から『柳生武芸帳』ばりに脱線するので、すっかり忘れてましたが、ラストでしっかりと締めてくれます。
柴田錬三郎を思わせる作家が語り手ですが、自らのことを「伝奇作家」と呼ぶのに、おお~っとなりますね!

◆「一心不乱物語」……映画になりそうだなあと思ったのですが、巻末解説によるとすでに舞台化の実績があるとのこと。

◆「贋者助太刀・眠狂四郎市井譚の内」
◆「義理人情記・眠狂四郎市井譚の内」
◆「無刀の志士」
◆「長崎奉行始末」
◆「辞世」
◆「柳生五郎右衛門」……『柳生一族―剣豪列伝 (広済堂文庫) 』に掲載されていましたね。