1919年ロンドン。大魔術師コンスタンティン・デュヴァルが殺害されます。
友人であった、かのアーサー・コナン・ドイル卿は、ウィンストン・チャーチルからの報告でそれを知り、さらに聖書の外典(偽書扱いかな?)である『エノクの書』が関連していることに気が付きます。
友人であった、かのアーサー・コナン・ドイル卿は、ウィンストン・チャーチルからの報告でそれを知り、さらに聖書の外典(偽書扱いかな?)である『エノクの書』が関連していることに気が付きます。
ドイルは、かつてデュヴァルと結成していた結社「アルカーヌム」の再興を決意。アメリカ・ニューヨークに渡ります。
ラヴクラフトが精神病院にぶち込まれてたり、フーディーニがなにかっていうと映画の宣伝をしたり、ユーモアも満載です。
なんといってもフーディーニのキャラがいいなあ!
マリー・セレスト号、ニコライ二世、ラスプーチン、ヴィルヘルム二世、ジョージ五世、ジョン・ディー、ウィンチェスター・ハウス、アーサー・ウェイト、クロウリイ、ウィリアム・ハーストetcetc……ありとあらゆる西洋伝奇ワードが炸裂で、楽しい一冊!