乙女軍曹ピュセル・アン・フラジャーイル (ソノラマ文庫)
著者：牧野 修
販売元：朝日ソノラマ
発売日：2003-10
2009/5/18読了。
初牧野修作品。
人類が自ら作り出した、惑星開発用改造人間……じゃなくて<擬人種（ヒトデナシと読みます）>に征服された遠未来。人類の救世主を惑星ランスで戴冠させるべく、<物語る乙女>ピュセルが、<物語衛星オルレアン>
を目指す、というジャンヌ・ダルクをモチーフとした（説明するまでも無いですけど……）物語。
史実のジャンヌ・ダルクの末路を考えても、途中である登場人物がする忠告「異形とは異端だ。いずれ守ろうとした者たちに迫害されるぞ」を読んでも、悲劇的なラストを予感させますが……、わりと水戸黄門的終了（笑）。
あまりの忙しさに全然更新できていませんでした。とりあえず20件ばかり完成させ、毎日自動的に1件投稿するようにしました。と言うわけで、明日記述師がどうかなっても、20日くらいは大丈夫です（？）
牧野作品はホラーに期待しよう。
