2008/4/11読了。
図書館にて借りました。とてもとても興味深い。下記はインタビューに登場した翻訳家と、インタビューで言及された書籍の中で、未読のものです。またたくさん増えたなぁ(涙)
◆高見浩
ヘミングウェイかあ。実は未読です、まったく。高見氏によると「マッチョ一辺倒ではない」とのこと。ほほぅ・・・読んでみる、かな?
- 『魔術師』 ジョン・ファウルズ 河出文庫
- 『ヘミングウェイ全短編③蝶々と戦車・何を見ても何かを思いだす』 アーネスト・ヘミングウェイ 新潮文庫
- 『ヘミングウェイ全短編①われらの時代・男だけの世界』 アーネスト・ヘミングウェイ 新潮文庫
- 『ヘミングウェイ全短編②勝者に報酬はない・キリマンジャロの雪』 アーネスト・ヘミングウェイ 新潮文庫
- 『武器よさらば』 アーネスト・ヘミングウェイ 新潮文庫
- 『日はまた昇る』 アーネスト・ヘミングウェイ 新潮文庫
- 『透明人間の告白㊤㊦』 H・F・セイント 新潮文庫
◆岸本佐和子
ここで紹介されているバドニッツの「母親が心臓発作で倒れて、心臓移植をしないと助からないというときに、主人公の若い男の二人のおばが「あんたの心臓をあげなさい」と言いだす」という話、どっかで読んだことあるぞ?「借り」というタイトルらしいですが。どこだ~?
- 『ほとんど記憶のない女』 リディア・デイヴィス 白水社
- 『ノリーのおわらない物語』 ニコルソン・ベイカー 白水社
- 『空中スキップ』 ジュディ・バドニッツ マガジンハウス
◆沼野充義
大江健三郎氏の『さようなら、私の本よ!』に「ソラリス」が出てくるらしい。この<古義人>シリーズも文庫化待ちなんですよね。
「よく言われるのは、英語圏の人はシェイクスピアを十六世紀の英語でしか読めないから気の毒だと。日本ならば、時代が下るにしたがって坪内逍遥から小田島雄志までいろんな訳が出て、日本の読者はいつも新しい日本語で読める。翻訳ってそうあるべきものですよね」
- 『金星応答なし』 スタニスワフ・レム ハヤカワ文庫SF
◆ 黒原敏行
- 『コレクションズ』 ジョナサン・フランゼン 新潮社
◆佐々田雅子
求む『冷血』文庫化! そんなに佐々田訳ってすごいのか~。旧版はわりとよく105円コーナーでも見かけるので買っちゃうところだった・・・あぶねぇ。
- 『冷血』 トルーマン・カポーティ 新潮社
近代日本文学、アメリカ文学に関する後半の考察がわかりやすくて好きです。それにしても上手だなぁ、おしゃべり。
◆柴田元幸
コヨーテ買おうかなあ。ポール・オースターもよくブックオフでも見かけるので、あえて見逃しているところなんですが・・・。
- 『小説の技巧』 デイヴィッド・ロッジ 白水社
ジム・クレイスにキャシー・アッカー・・・こわそうだ。精神に余裕のあるかたは読んでみてください。『死んでいる (白水uブックス―海外小説の誘惑)』『食糧棚』『四十日』『血みどろ臓物ハイスクール』・・・すごいタイトル。
◆栩木伸明
カーソンってそんなに重要な位置付けの詩人だったのか!カーソンの二作目の訳出が楽しみ!(いや、『琥珀捕り』読んでないけれどもね。)
◆岩本正恵
◆小山太一
ウッドハウスは流行っているので・・・ちょっと敬遠気味なのでした。とりあえずマキューアンの文庫からだなあ。
- 『贖罪』 イアン・マキューアン 新潮社
- 『アムステルダム』 イアン・マキューアン 新潮社
- 『愛の続き』 イアン・マキューアン 新潮文庫
- 『穴堀り公爵』 ミック・ジャクソン 新潮社
◆堀江敏幸
堀江氏は翻訳どころか小説も読んでないのでした。
こうして読んでみると、前作『翻訳文学ブックカフェ』を読んだときも思ったのですが、ハードカバーに浮気しそうだ!いやいやいや・・・まて、落ち着け自分(深呼吸スーハー)。とりあえず早川と東京創元社は文庫化を待つとして(『薔薇の名前』よろしく!)・・・新潮社も文庫化待ちだな!さらに白水社もuブックス待ち!それ以外のもので、ノンフィクション系は図書館で借りよう。新潮社のクレストブックスでは『スコットランドの黒い王様 (新潮クレスト・ブックス)』『ケンブリッジ・クインテット 新潮クレストブックス』の文庫化をもう何年も待っているんだけど・・・気配もないな!