読了本ストッカー:『帝都物語 第参番』荒俣宏/角川文庫



2020/11/29読了。
◆「魔王篇」
◆「戦争篇」

内容(「BOOK」データベースより)

平将門の霊”との戦いに敗れ、加藤保憲満州へと去った。だが、加藤の数々の秘術により、帝都の風水は脆弱し、内外から新たな魔人たちの胎動を促すことに…。一人は思想家・北一輝。血気に逸る青年将校らを背後から巧みに操り、特異な霊力で“昭和維新”を断行せんとしていた。そして、海外からは世界制覇を狙うメソニック協会の怪人・トマーゾ。“世界の眼”〈オクルス・ムンディ〉という究極の力を有し、混迷を極める帝都に恐るべき破壊工作を仕掛けてゆく―。二・二六事件から太平洋戦争まで暗黒の時代を背景に展開する大崩壊小説〈カタストロフィ・ノベル〉シリーズ第三弾。