読了本ストッカー:『ミヤザキワールド 宮崎駿の闇と光』スーザン・ネイピア/早川書房



2020/10/24読了。

ジブリ宮崎駿氏に関する本はたくさん出版されており、毀誉褒貶いろいろですが、やはり近しい人が書いたものはなんとなく信用できないと感じてしまうので、海外の著者による本書を読んでみました。
これぐらいの距離感が好ましいなぁ~


内容(「BOOK」データベースより)

世界を魅了しつづける巨匠の秘密とは?中・韓・ロシア・アラビア語版も刊行される決定版「宮崎駿論」。30世紀の有毒の森、神々が疲れを癒す湯屋赤毛のさかなの女の子、ふわふわの森の精―これらに共通する要素とは?“アニメ・クイーン”の異名をとる米タフツ大学教授が、アニメーション作家・宮崎駿(1941‐)が手がけた『ルパン三世 カリオストロの城』(1979)から『風立ちぬ』(2013)まで11の長編映画と、漫画版『風の谷のナウシカ』(1982~94)を徹底解剖。その人生と芸術との知られざる関わりを解き明かす。映像作品はもとより、膨大な日本語・欧文文献を8年がかりで渉猟、宮崎監督本人とスタジオジブリ関係者への直接インタビュー、大学で教える宮崎駿ゼミでの知見も踏まえ、「闇と光」がせめぎ合う「ミヤザキワールド」の魅力に迫る。日本版オリジナルの序文を収録。