読了本ストッカー:『真田太平記 第八巻 紀州九度山』池波正太郎/新潮文庫

真田太平記 (八) 紀州九度山(新潮文庫)
正太郎, 池波
新潮社
1987-12-23


2019/12/9読了。

真田昌幸・幸村のために関ヶ原の決戦に間に合えなかった徳川秀忠は、家康から痛烈な叱責をうける。家康は真田父子に切腹を申しつける決意でいたのだが、真田信幸の舅で徳川家譜代の重臣本多忠勝の戦も辞さぬ助命嘆願に屈して紀州九度山に蟄居させることとなる。わずかの家来だけをつれて九度山に移った父子は「関ヶ原の戦い」が再びおとずれる日を夢みて孤立した日々をおくる。