お、重い!700ページ超の大作です。
【創刊号~20号】
【創刊号~20号】
澁澤龍彦/荒俣宏/井村君江/日野啓三/中井英夫/山尾悠子/奥野健男/川村二郎/種村季弘/都筑道夫/紀田順一郎/由良君美/半村良/山田風太郎/五木寛之/尾崎秀樹/佐藤さとる/天沢退二郎/別役実/三木卓/龍膽寺雄/日影丈吉/山村正夫/阿刀田高/松岡正剛/星新一/筒井康隆/夢枕獏/笠井潔/川本三郎/中村真一郎/窪田般彌/出口裕弘/菊地秀行/前川道介/矢川澄子/種村季弘/前田愛/建石修志
【21号~40号】
【41号~60号】
佐野史郎/皆川博子/綾辻行人/小池真理子/久世光彦/京極夏彦/澤田瑞穂/南伸坊/横尾忠則/野中ユリ/須永朝彦/高山宏/巖谷國士/巖谷國士/恩田陸/矢野浩三郎/風間賢二/小松左京/赤江瀑/多田智満子/鼓直/木村榮一/野谷文昭
【61号~終刊号】
これを読んだら、「ちょっと不思議なことがおきる物語が“幻想文学”」なんて口が裂けても言えなくなります。
どれも興味深いインタビューでしたが、高山宏氏の「言語芸術と建築」がとてもしっくりきました。
言語が建築という主題でまとめることができるとか、作庭術との関係だとかおもしろすぎるだろ!そういえば、作庭術の本で探してるのあったなあ……。
幻想は「合理」の行き着く先に出てくるというのもすごい!
しかし不勉強な身にとっては、註や索引がないのが痛い。
そりゃ国書刊行会の本で、本体価格6,400円もして、となればある程度勉強済みの人が購買対象なんでしょうが、インタビュー中で「こんな本が近々でるんですよー」と書いてあって、それの続報がないのは不親切だよなー。ま、調べたけどさ。