何で買ったのかな?と思いながら読み始めたのですが、どうやら祖父の蔵書だったようです。
カバーのそでがセロテープで留めてあったので。
おじいちゃんこれやってたなあー。
山本周五郎らしからぬ(?)時代伝奇っぽいスタート。ほとんど前置きらしい前置きもなく、唐突に物語が始まります。
新聞連載かなにかだったのでしょうか?
長崎勤番を勤める花田万三郎(吉岡家に養子に行っているので吉岡万三郎じゃないかと思いますが、なぜだか花田)は、
大目付の書役である長兄・花田徹之助、
紀州家に仕える次兄・甲野休之助に、江戸に帰ってくるように命じられます。
紀州家
浜屋敷を訪ねた万三郎は、早速(笑)刺客に襲われます。
あとはもう、、、。
山本周五郎ってこんなのも書いてたんだなぁ。