読了本ストッカー:「形式ばったっていいじゃないか ほんかくだもの みすを」……『本格力 本棚探偵のミステリ・ブックガイド』喜国雅彦/国樹由香/講談社


ご存知「本棚探偵」こと、喜国雅彦氏とその伴侶国樹由香氏の共著です。
「現代でも通用する古典本格ミステリとはなんぞや」をテーマにしたブックガイド【H-1グランプリ】、国樹氏による【本棚探偵の日常】がメインコンテンツ。
お二人のラブラブぶりが……素敵!

【H-1グランプリ】は、本格ミステリを研究する坂東善博士と、ごく普通の女子高生りっちゃんによる対話形式。
本棚整理のために捨ててもいい本を選ぶという裏テーマがあることもあり、いわゆる「基礎教養」としての古典本格を読む必要があるのか?を現代的な視点から見ています。
結構有名どころをけちょんけちょんに言ったりしますが、「これはもう読まなくてもいい!」と言ってくれるので、遅れてきたミステリファンには最適な良書です!
どうも「修道士カドフェルシリーズ」が面白いらしいぞ!!

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