読了本ストッカー『永遠の森#博物館惑星』




2005/4/21読了。

地球と月の重力均衡点のひとつ、ラグランジュ3に浮かぶ博物館惑星「アフロディー テ」に勤務する学芸員たちを巡る連作短編集です。
彼らはデータベースコンピュータに脳外科手術に よって直接接続され、それを使って美術品の鑑定な どを行います。
つまり「こーんなタッチの絵画、他にあったっけ?」と思うだけで検索されたりするわ けです。
脳とコンピュータを接続するというタイプ のSFは「宇宙喪失」や「重力が衰えるとき」や 「ニューロマンサー」など傑作がいろいろあります が、鑑定に使った作品は初めてでしょう(笑)。
SFの苦手な方にもオススメ。主人公の奥さんはなか なか出てきませんが・・・テーマは愛なのです。