読了本ストッカー:加速剤SF!……『グランパのふしぎな薬』


2013/4/7読了。

<グランパ>シリーズ第一作。
年に何回か読み直してるんですが、いつ読んでも楽しめますなあ……。
すごいはまったなぁ。今でも読むとワクワクします。たった5作ですが、記述師の読書の好みはこのシリーズで決まった気がします。

グランパとはそのまんま、「わしはおじいちゃんとはよばれたくない!」というおじいちゃんのこと。
21世紀に生きる彼が、孫に自分の子ども時代のことを語るシリーズです。とはいっても、マンガ好き、SF好き、チョコレート好き、と子どものようなおじいちゃんですから、ホラ話(?)の連続!



『グランパの不思議な薬』は、巨大カタツムリ型の異星人から加速剤をもらったグランパ少年が、プロ野球(小学生なのに)にデビューする話。
“加速剤”がすでにSFですし(あ、その前の異星人もか)、その野球チームの元監督が塚原ト伝の子孫だし! この本で塚原ト伝とか初めて知ったはず。加速剤を飲むと、世界が遅く見えるっていうお約束に初めて触れたのも本書でした。