読了本ストッカー『Brain valley㊦』



2006/1/26読了。

先日どこかの雑誌で「分子生物学では、生命は合目的性を持ったものではないと捉える」という話を読みましたが、たしかに生命とは周期性とカオス的なものの境界である「カオスの縁」で「複雑さ(コンプレクシティ)」が最大になった結果生まれたものかもしれないですね。
臨死体験は幸福感を伴うのに、アブダクティーはなぜ恐怖感を伴うのか、瀬名 氏(というか主人公)の解答には思わずうなってし まいます。