2006/3/23読了。
ご存知
廣済堂文庫の「
山田風太郎傑作大全」の13巻目です。
忍法帖シリーズの前に書かれたと言うことですが、すでにその片鱗が現れています。「サンカ」というか「山の民」というか本書では「撫衆 (なでし)」と呼ばれている集団vs真田雪村vs
阿国vs
名古屋山三郎vs
加藤清正配下というバトルワイヤル状態……。
死骸(おくろじ)、疾駆(おおの り)、亭主(ひでんぼう)、親分(やぞう)、馬鹿 (ぼんくれ)、山刃(うめがい)、夫婦(つる み)、大宴会(おおふくろあらい)、婚礼(ちゃづ き)、生粋(はらこ)など撫衆用語(?)が頻出!