読了本ストッカー『おとぎの国の科学』
2012/3/13読了。
なんかいろいろと心に響く文章も多く、引用しようとおもったんですが、止めました。
そういった些末なことより……瀬名氏の著編作をいろいろ読んで思うことは、彼こそ教育者だということ。
「教育とは教育される側が望んでこそ成り立つ」というような意味の発言を、森博嗣がしていたと記憶しているけれど、されどその場に立つ者としての気概を、瀬名氏の発言の端々に感じます。
科学教育の無力さは、よく語られるところですが、瀬名氏らの著作を読んだ子供たちが果たして非科学的な事柄を無批判に受け入れるようになるかな?