読了本ストッカー『有栖の乱読』
2011/1/28読了。
『夜のオデッセイア』 船戸与一 徳間文庫
『餓えて狼』 志水辰夫 講談社文庫
『殺意』 フランシス・アイルズ 創元推理文庫
『赤毛のレドメイン家』 イーデン・フィルボッツ 創元推理文庫
『りら荘事件』 鮎川哲也 講談社文庫
『針の誘い』 土屋隆夫 角川文庫
『高層の死角』 森村誠一 廣済堂文庫
『動脈列島』 清水一行
『爆発の臨界』 田中光二 集英社文庫
『まっ白な嘘』 フレドリック・ブラウン 創元推理文庫
『人形はなぜ殺される』 高木彬光 光文社文庫
『地獄の家』 リチャード・マシスン ハヤカワ文庫NV『地球最後の男』『激突』『13のショック』
『猫の舌に釘をうて／三重露出』 都筑道夫 講談社大衆文学館
『十二人の手紙』 井上ひさし 中公文庫
『笑う警官』 マイ・シューヴァル／ペール・ヴァールー 角川文庫
『悪魔の見張り』 ジェフリイ・コンヴィッツ 早川書房
『合本・青春殺人事件』 辻真先 東京創元社（『仮題・中学殺人事件』＋『盗作・高校殺人事件』＋『改訂・受験殺人事件』＋『一件落着！』）
『暗い傾斜』 笹沢左保『招かれざる客』『霧に溶ける』『人喰い』
『大いなる幻影／猟人日記』 戸川昌子 講談社大衆文学館
『謀殺の弾丸特急』 山田正紀 祥伝社ノンノベル
『野獣死すべし』 ニコラス・ブレイク ハヤカワ文庫HM
『お楽しみの埋葬』 エドマンド・クリスピン ハヤカワ文庫HM
『殺しの双曲線』 西村京太郎 講談社文庫
『エニグマ奇襲指令』 マイケル・バー=ゾウハー ハヤカワ文庫NV
『エヴァ・ライカーの記憶』 ドナルド・A・スタンウッド 文藝春秋
『日本探偵小説全集⑧久生十蘭（「顎十郎捕物帳」収録）』 久生十蘭 創元推理文庫
『暗い鏡の中に』 ヘレン・マクロイ ハヤカワ文庫HM
『奇蹟への八日間㊤㊦』 アーヴィング・ウォーレス 文春文庫
『99％の誘拐』 岡嶋二人 徳間文庫
『だれもがポオを愛していた』 平石貴樹 創元推理文庫
『龍の議定書』 多島斗志之 講談社文庫
『マン・プラス』 フレデリック・ポール ハヤカワ文庫SF
『ミザリー』 スティーヴン・キング 文春文庫
『エッシャー宇宙の殺人』 荒巻義雄 中公文庫
読ませる気になる文章です。キングの『ミザリー』でも、監禁ホラー的なものだと思って読む気はなかったのですが、
『ミザリー』は、こうした監禁の恐怖という設定に目が行きがちですが、その部分は決して斬新でも新鮮でもありません。私はズバリ、それだけなら実に馬鹿馬鹿しい駄作だと思います。
注目すべきは、ポールが書く作中作にあるのです。（中略）ポールが命懸けで突破口を探し、死んだはずのミザリーを生き返らせる卓抜なアイデアを考え出します。この作中作が抜群にうまい。
という文章を読んで、読みたくなりましたもんね～！
