読了本ストッカー『ベストミステリー大全』

ベストミステリー大全ベストミステリー大全
著者:北上 次郎
販売元:晶文社
(2002-05-01)


2010/2/5読了。



北上次郎は早く来た草食系男子である!とここに書いておく。
北上次郎氏=目黒考二氏とはちょっと嗜好が合わないのだけど、何故かよんでしまいます。
氏の書評は、なにがなんでも貶すとか,なにがなんでも誉めるとかの偏りがありません。ひとつでもすごいところがあったら「ぎゃははこれはバカですげえ」と評価する大森望氏と同じで、「こういうとこはダメだけど、ここがいいからオッケー」となるので、非常に受け入れやすい書評です。
だけど、押す部分が家族や老人の悲哀だったりするので(そういうの好きだけど悲しくなるので)、読んでみたいと思った本はわりと少なめです。
よく「現代の悲哀を切り取る」とか現代文学で言われるけど、よくみんな読めるなあ。記述師は年収が激減する悪夢を見て目が覚めるタイプなのでそんなんよみたくないと感じますが。

『大統領ゲーム』 リチャード・ラム&アーノルド・グロスマン 創元推理文庫
『踊らされた男たち』 ダンカン・カイル 新潮文庫
『触手』 F・ポール・ウィルスン ハヤカワ文庫?
『ハードワイヤード』 ウォルター・ジョン・ウィリアムズ ハヤカワ文庫?
『アビス』 オースン・スコット・カード 角川文庫
『チャイナ・ドーン①②③』 ロバート・L・ダンカン ハヤカワ文庫?
スターリン暗殺の七日間』 ジェイムズ・バーウィック 東京創元社創元ノヴェルズ
『ターゲットは大統領機㊤㊦』 ディヴィッド・E・フィッシャー&ラルフ・アルバタッジー 早川書房
『危険な愛のかおり』 リンダ・バーロウ 新潮文庫
ストレンジャーズ㊤㊦』 クーンツ 文春文庫
ミランダ殺し』 マーガレット・ミラー 創元推理文庫
嵐の中で輝いて』 スーザン・アイザックス 新潮文庫
『嘘、そして沈黙』 ディヴィッド・マーティン 扶桑社文庫
『詐欺同盟』 ローレンス・サンダース 早川書房
『飢餓大陸』 ジョン・ランド 徳間文庫
『重要証人』 スティーヴ・マルティニ 集英社文庫
『サマー・オブ・ナイト』 ダン・シモンズ 扶桑社文庫
『愛死』 ダン・シモンズ 角川文庫
『アイランド』 トマス・ペリー 文春文庫
『彼が彼女になったわけ』 デイヴィッド・トーマス 角川文庫
『最後の600万秒』 ジョン・バーデット 早川書房
『静寂の叫び』 ジェフリー・ディーヴァー 早川書房
『ワイルドサイド㊤㊦』 スティーヴン・グルード ハヤカワ文庫?
『<密偵ファルコシリーズ①>白銀の誓い』 リンゼイ・デイヴィス 光文社文庫
『偽りの街』 フィリップ・カー
『モスクワ、2015年』 ドナルド・ジェイムズ 扶桑社?
『<密偵ファルコシリーズ②>青銅の翳り』 リンゼイ・デイヴィス 光文社文庫
『<密偵ファルコシリーズ③>錆色の女神』③リンゼイ・デイヴィス 光文社文庫
『フレームシフト』 ロバート・J・ソウヤー ハヤカワ文庫?
『<密偵ファルコシリーズ④>鋼鉄の軍神』 リンゼイ・デイヴィス 光文社文庫
『アンダードッグス』 ロブ・ライアン 文春文庫