読了本ストッカー:今作は肉汁過多です……『家に棲むもの』

家に棲むもの (角川ホラー文庫)


小林泰三


角川ホラー文庫


2008/1/25読了。


いつもながら、もうなんとも言いようのない・・・感じです。



◆「家に棲むもの」



・・・こわッ! 天井がとても高くて、裸電球の上に傘がついているおかげで、電球より上は真っ暗闇。想像するだけで怖い(泣)。なのになんか想像できてしまう・・・日本家屋はこわいよう(こればっかり)。


◆「食性」



・・・菜食主義者の妻と、肉食主義者(げぇ)の元恋人。その<食性>の狭間で<わたし>は・・・。うぷ。


◆「五人目の告白」



・・・あ~こんがらがる。タイトルを見ただけでなんとなく話の方向が見えます。


◆「肉」



・・・うわぁ、グログロ。だけど、こらおもろい話やわ。家畜の遺伝子組み換えが専門の丸鋸遁吉。「殺す動物の数が少ない方が人道的だ」という信念のもと、23本足の鶏とか、陸生の鱒とか・・・いろいろつくらはります。そのうえ・・・あ~キモ。バイオホラーです。


◆「森の中の少女」



・・・そのまんまです、森の中の少女。


◆「魔女の家」



・・・よく、わからん。


◆「お祖父ちゃんの絵」



・・・今度は監禁。どうみても監禁です。