2007/6/21読了。
『ヴァンパイア・レスタト㊦』にいく予定でしたが、会社に置き忘れてきてしまったため、急遽手元にあった本書を読書。さくっと読み終わりました。
それにしても、タイトルの「蒼夜叉」って・・・最後の数ページまで出てこないんですけど、そんな表現・・・。
日ユ同祖説、怨霊、UFO、秦氏、日本のピラミッドなど、伝奇ワード盛りだくさん。す、すごすぎる展開だ。中学生とかだったら全部信じちゃっただろうなぁ。
『北神伝奇』などの著者・大塚英志氏は、いろいろな媒体で「最近、偽史ものを“トンデモ”と呼んで嘲笑う傾向が見られるが、それは危険な態度で賛成できない」というような意味のことを書かれていますが、たしかにそうかもなと思います。“フィクション”が“ノンフィクション”として通用していた時代が、たった50年ほど前に実在したわけですし。
最近↑の存在を知ったので、探してみようかなと思っています。