読了本:ファンタジー
ベルカ、吠えないのか? (文春文庫) [文庫]古川 日出男文藝春秋2008-05-092013/9/6読了。
幻影の航海 (ハヤカワ文庫FT) [文庫]ティム パワーズ早川書房1991-092013/8/19読了。 ティム・パワーズの著作では『アヌビスの門』は読了しています。 今回の舞台は18世紀。カリブ・マジックというかヴードゥー・マジックが色濃く残る時代を舞台に、海賊たち…
鉄塔 武蔵野線 (ソフトバンク文庫 キ 1-1) [文庫]銀林 みのるソフトバンククリエイティブ2007-09-212013/7/10読了。 新潮文庫として出ていた同タイトルの、増補完全版とでもいうべき本書。 新潮文庫版でも結構な「変さ加減」が醸し出されていましたが、完全…
夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫) [文庫]森見 登美彦角川グループパブリッシング2008-12-25 2013/5/9読了。 グフフ……お、オモチロイ……。 バリー・ユアグローのような、奇々怪々な京都妖怪地図小説(?)。 李白翁の豪華絢爛三階建電車とか、ジブリっぽい(『千…
ドラゴン ――飼い方 育て方―― [ハードカバー]ジョン・トプセル原書房2008-01-25 2013/2/2読了。 『SFが読みたい!』を読んで、この映画みたいなあと強く思ったのがコレ↓ ドラゴンズワールド [DVD] [DVD]ポール・ヒルトン日活2007-04-27 ドラゴンが実在するこ…
夢館 (講談社文庫) [文庫]佐々木 丸美講談社1988-122012/12/6読了。
アラビアの夜の種族〈3〉 (角川文庫) [文庫]古川 日出男角川書店2006-072012/10/19読了。
アラビアの夜の種族〈2〉 (角川文庫) [文庫]古川 日出男角川書店2006-07 2012/10/12読了。 第二第三の主人公、人類第二(第一はアーダムなので)の魔術師ファラー、義理人情にあふれる最強の剣士にして詐欺師サフィアーンの物語。
アラビアの夜の種族〈1〉 (角川文庫) [文庫]古川 日出男角川書店2006-072012/10/2読了。 時は聖遷暦1213年。ナポレオンの侵攻に揺れるエジプト・カイロ。 エジプトの実質的な支配者、23人の知事(ベイ)たちは、自分たちの騎馬部隊を最強と信じ、悠々と待ち…
九年目の魔法 (創元推理文庫) [文庫]ダイアナ・ウィン ジョーンズ東京創元社1994-09 2012/6/9読了。
わたしが幽霊だった時 (創元推理文庫) [文庫]ダイアナ・ウィン ジョーンズ東京創元社1993-102012/6/4読了。 初D・W・J! なんですが……お、面白い! 突然幽霊になってしまった少女(多分)。どうやら四姉妹のひとりらしいということに気づきますが……。自分が…
アヌビスの門〈下〉 (ハヤカワ文庫FT) [文庫]ティム パワーズ早川書房1993-07 2011/4/5読了。 俄然面白くなってきました!(上巻も面白いけど) 「魔術師は地面についてはいけない」というルール設定が秀逸! ですから魔術師はバネ付き靴を履いていたり、竹…
アヌビスの門〈上〉 (ハヤカワ文庫FT) [文庫]ティム パワーズ早川書房1993-07 2011/3/30読了。 これってハヤカワ文庫FTなんですね……SFかと思ったが。 時は1802年、古代エジプトの栄光を再び甦らせようと、大神アヌビスを召喚する魔術をおこなったことで、ど…
リトル・カントリー (下) (創元推理文庫 (557-02)) [文庫]著者:チャールズ・デ・リント出版: 東京創元社(1993-05) 2010/6/2読了。 幻の作家ダンソーンの遺した限定本『リトル・カントリー』ですが、読む人によって内容が違う、という設定がツボでした。
リトル・カントリー (上) (創元推理文庫 (557-01)) [文庫]著者:チャールズ・デ・リント出版: 東京創元社(1993-05) 2010/5/26読了。 ダークファンタジーです。 海外の妖精ものって、非常に日本の土壌に近いものを感じます。善と悪が紙一重な感じというか……本…
フィンガーボウルの話のつづき (新潮文庫)著者:吉田 篤弘販売元:新潮社(2007-07) 2009/10/20読了。吉田篤弘氏の作品は、『つむじ風食堂の夜』に続いて2作目。ちょっと込み入った構成(そうでもないか)の連作短編集です。 と呼ばれる袋小路にあると呼ばれ…
〈プラチナファンタジイ〉 奇術師 (ハヤカワ文庫 FT)著者:クリストファー・プリースト早川書房(2004-02-10)2009/10/4読了。記述師文庫堂としてはこれを読まないわけにはいきますまい。というわけで、『奇術師』です。アンドルー・ウェストリーは新聞記者。…
にぎやかな湾に背負われた船 (朝日文庫)著者:小野 正嗣朝日新聞社(2005-10-13)2009/9/4読了。『にぎやかな湾に背負われた船』『水に埋もれる墓』の2篇を収録。なんで本書を知ったのか……?柴田元幸氏?かなんかの対談に出てきた気もする……。 ヘンテコな場所…
太陽と月のアラベスク (ハヤカワ文庫FT)著者:リサ ゴールドスタイン早川書房(1995-03)2009/8/19読了。時は16世紀、女王統治下のロンドン。夫を病で喪い、息子も行方不明となった女性は、夫の職を継ぎ、境内で商う書籍商となります。そんな中、妖精たちが王…
オクターヴ (ちくま文庫)著者:田口 ランディ販売元:筑摩書房発売日:2007-05 2009/7/7読了。 スピリチュアル三部作(?)『コンセント』『アンテナ』『モザイク』は読んだので、もう終わりにしようと思ったのですが。 「バリ人は世界をいくつもの解釈で認…
つむじ風食堂の夜 (ちくま文庫)著者:吉田 篤弘販売元:筑摩書房発売日:2005-11 2009/3/13読了。 月舟町の十字路の角にある、東西南北から風が吹きつのってつむじ風がおきるから、人呼んで<つむじ風食堂>。そこに集う人々を描いた小説集です。 クラフトエヴ…
創竜伝13〈噴火列島〉 (講談社文庫)著者:田中 芳樹販売元:講談社発売日:2007-05-15 2009/3/9読了。 いや~懐かしい!何年ぶりだろう!12巻の『竜王風雲録』を読んだのはいつか? こんなに間があくと、プッツンしちゃいますね、緊張感が。というわけで、な…
ピュタゴラスの旅 (講談社文庫)著者:酒見 賢一販売元:講談社発売日:1994-01 2009/1/21読了。 酒見氏の作品は『後宮小説 (新潮文庫)』『墨攻 (新潮文庫)』に続いて3作品目。酒見氏の処女短編集ということです。 ◆「そしてすべて目に見えないもの」 ……お?…
本朝無双格闘家列伝 (新潮文庫)著者:夢枕 獏販売元:新潮社発売日:1999-11 2009/1/13読了。 エッセイと思いきや、夢枕氏本人も冒頭で述べているように小説だったんですね。そういやCコードが0193だしね。 『古事記』『日本書紀』『大鏡』『今昔物語』『古…
四畳半神話大系 (角川文庫)著者:森見 登美彦販売元:角川書店発売日:2008-03-25 2008/12/5読了。 『太陽の塔』に比べると、ファンタジー濃度が若干弱まっていますが(そうか?)、記述師的にはかなりオモロいです。「新入生のとき、別のあのサークルに入っ…
太陽の塔 (新潮文庫) 森見登美彦新潮文庫2008/10/7読了。 全国の書店員のアイドル(?)モリミーを初読了です。 もうどこをどうツッコんでいいものやら・・・妄想に身を委ねるベキか・・・ウムウム。 それにしても京大ってところはこんな人ばっかりなのか。…
川の名前 (ハヤカワ文庫JA) 川端裕人ハヤカワ文庫2008/10/6読了。 川端氏の著作は、『夏のロケット』『The S.O.U.P』に続いて3冊目。案外読んでないなあ。全作読もうと思っているのですけど。 菊野脩は、自然写真家を父にもち、世界中を旅して暮らしてきた、…
ユニヴァーサル野球協会 (新潮文庫) ロバート・クーヴァー 新潮文庫 2008/9/22読了。 本書を知ったのは『翻訳文学ブックカフェ』 。本書の訳者、越川芳明氏が<まああれは野球小説というよりも、野球が世界創造のメタファーとして使われているだけなんだけど…
黎明の王 白昼の女王 (ハヤカワ文庫FT) イアン・マクドナルド ハヤカワ文庫 2008/8/5読了。 読みはじめたとたん、これ、すごいの読んじゃったな・・・とわかる凄まじい出来。むちゃくちゃ記述師のストライクゾーンです。 第一部は、複数の人物の日記や書簡の…
だいじょうぶマイ・フレンド 村上龍 集英社文庫 2007/3/5読了。 『クトゥルー神話事典 第三版』にクトゥルー神話ものと載っていたので買ってみました。ちらっと裏の説明をみたけど・・・クトゥルーのクの字もないぞ・・・だいじょうぶだろうなあ~。と思って…