読了本ストッカー:『カムイの剣#04世界への道編』矢野徹/角川文庫



2021/6/16読了。

このあたりに来ると、伝奇小説というより冒険小説となります。
それはそれで面白いんだけど……。

カムイ次郎のみつけたキャプテン・キッドの財宝を巡り、列強各国やギャング団たちは陰謀やスパイ合戦をくりひろげた。諸外国は、財宝を背景に明治政府がすすめる日本の富国強兵政策に脅威をいだいてのことであり、ならず者たちは財宝の横取りをねらってのことである。かくしてジロウには数々の罠が仕掛けられる……。ジロウ殺害計画、妻子誘拐計画……。小国日本とジロウは歴史の荒波にのまれてゆく。はたしてその運命は――? 史実を元に描く、一級の歴史エンターテインメント第4弾!