読了本ストッカー:『秘剣水鏡』戸部新十郎/徳間文庫



2021/3/9読了。

内容(「BOOK」データベースより)

五代藩主前田綱利の初入部が決まった金沢城下。兵法御覧の差配を委ねられた富田重持は苦心の末、今や三つに分派している加賀ゆかりの深甚流の披露に、兵法本道といえる般若半兵衛の伝を組み入れることにした。が、幻妖化した派の林三之丞が、出場できぬ無念を晴らすべく半兵衛を打ち殺すという。そこへ、古態となった派の遣い手“またぶどん”が、秘剣水鏡で立ちはだかった―(「水鏡」)。剣豪譚十篇。