読了本ストッカー:これ、タイトルは『真田幸村』にするべきじゃ?……『柳生但馬守』柴田錬三郎/ケイブンシャ文庫



2020/2/13読了。

タイトルが『柳生但馬守』なのに、最初が「真田大助」?なんじゃこりゃと思って読み始めました。

◆「真田大助」……本作の真田大助は、幸村の実子ではありますが忍者・眉花との間に産まれた子。

◆「後藤又兵衛」……黒田家の家臣として世に名高い後藤又兵衛。黒田家を出奔した又兵衛が大坂城へ入城するまでを描きます。

◆「木村重成」……途中で突然、猿飛佐助が武田勝頼の遺児であるという記述が。え? 突然すぎるんですけど……。今までそんな挿話なかったよな? 他の短編とかあるのかな?

◆「真田十勇士」……三好清海入道石川五右衛門の伜だそうです。

◆「柳生但馬守」……ここにも柳生但馬守の兄、柳生新三郎が千姫と自分の娘をすり替え、秀頼との祝言の時、またすり替え、それを猿飛佐助がまたすり替える(ちょっとよくわからん)という事件が語られるのですが……それなに?

◆「名古屋山三郎」……名古屋山三郎豊臣秀吉の遺児でした。しかもガラシャが母と……。

◆「曾呂利新左衛門」……秀頼が秀吉の実子ではないという挿話、一般的なのかな~

ちょっと詳しくないんですが、「柴錬立川文庫」の一部なのかな?
他のものも読んでみないとな!