読了本ストッカー:まさかの西洋伝奇と化す!!……『魔女の刻#07ラシャー㊦』アン・ライス/徳間文庫


2019/3/18読了。

ま、まさかの西洋伝奇に!

◆ネタバレします!ご注意ください!◆







ラシャー(アシュラー)の母親はアン・ブーリンエリザベス1世の母親です。
つまりエリザベス1世とラシャーは義理の姉弟
アン・ブーリンは六本指を持つ(メイフェア家のエヴェリンも持ってましたよね)魔女の血を宿す女性で(実在のスコットランド王妃アン・ブーリンも六本指だったという説があります)、エリザベス1世はその血を残すことを恐れて、結婚式をしないと(なるほど)。

面白くなってきた!のに、続編である『タルトス』は、シリーズの売上が良くないので邦訳が存在しません。
なんてこった……

内容(「BOOK」データベースより)

ついに肉体化した悪霊ラシャーは、今や死に物狂いで種族を増やそうとしていた。だが、彼と交わった女たちはみな大量出血を起こし、無惨に死んでゆく。ラシャーのもとから逃れたローアン・メイフェアも瀕死の床についた。マイケル・カリーは復讐を誓い、ラシャーに最後の戦いを挑む―。一千年の時を超え、執念の種族タルトスがよみがえる。その恐怖の歴史に全米が震えた超ベストセラー。