読了本ストッカー:『エンプティー・チェア㊤』ジェフリー・ディーヴァー/文春文庫

調べてみると『コフィン・ダンサー』を読んだのが2006年。実に十二年ぶりの【リンカーン・ライム】シリーズです!(まじで?え?)




ずいぶん沢山読んで、リンカーンとサックスの関係も進んだと思ってたんですけど……え?まだ三作目だっけ?

今回の舞台はコンクリートジャングル、ニューヨークではなく、南部ノースカロライナ州パケノーク郡。
手術を受けるべくノースカロライナ州立大学付属医療センター神経医学研究所にやってきたリンカーンとサックス、介護士のトムは、地元警察から事件の捜査協力を依頼されます。手術までの時間潰しに協力することにしたリンカーンたちですが……。

現代米国ミステリの最高峰、J・ディーヴァーの代表作「リンカーン・ライム」シリーズ第3弾! 脊椎手術のためノースカロライナ州を訪れていたライムとアメリアは、地元警察から捜査協力を要請される。男1人を殺害し、2人の女性を誘拐して逃走した16歳の少年。発見された証拠物件から、彼の手掛かりを見つけるのだ。土地勘もなく人材も分析機材も不十分な環境に苦労しながら、なんとか少年を発見するが……。2001年「週刊文春ミステリーベスト10」第3位。