読了本ストッカー:『わくらば日記』朱川湊人/角川文庫


昭和30年代、足立区に住む少女・和歌子と、人や物の記憶を読む不思議な力を持つ美しい姉・鈴音の物語。鈴音は浜辺美波のイメージで読むと吉♪

◆「追憶の虹」
◆「夏空への梯子
◆「いつか夕陽の中で」
◆「流星のまたたき」
◆「春の悪魔」

内容(「BOOK」データベースより)

姉さまが亡くなって、もう30年以上が過ぎました。お転婆な子供だった私は、お化け煙突の見える下町で、母さま、姉さまと3人でつつましく暮らしていました。姉さまは病弱でしたが、本当に美しい人でした。そして、不思議な能力をもっていました。人や物がもつ「記憶」を読み取ることができたのです。その力は、難しい事件を解決したこともありましたが…。今は遠い昭和30年代を舞台に、人の優しさが胸を打つシリーズ第1作。