読了本ストッカー:「世界・文学全集」から「世界文学・全集」へ……『池澤夏樹、文学全集を編む』河出書房新社



2018/5/17読了。

むちゃくちゃ読みたくなるなあ!
編者池澤夏樹氏と大江健三郎氏の対談とか、斎藤美奈子氏の「文学全集とその時代」とか。
全集だしすぎだろ!ってぐらいだしてるし。

「翻訳」についての本が好きで読んでたけど、古典を翻訳することもまた、読み込むことであるという宣言がすがすがしいです。
「翻訳」は必要悪ではなく、それが自体が創作行為のひとつでもある(いろいろ異論もあろうかと思いますが)ということが、素直に信じられる一冊です。