読了本ストッカー:行け!ケプラー隊長!!……『光世紀パトロール』石原藤夫/徳間文庫


光世紀世界」とは、本書の著書、石原藤夫博士による太陽系を中心とする直径100光年の球状世界です。
実際の恒星カタログであり、以前読んだ『《光世紀世界》への招待 近距離の恒星をさぐる』(石原藤夫裳華房)は、それでした。


本書は、光世紀世界の北方(銀河中心方面)に位置する「第11星域」の「光世紀パトロール/第111パーティ」の冒険譚です。

巨大な葉っぱ(?)パイ3乗星人や、巨大カプセル入り肉団子(?)シグマ星人と戦うスペースオペラですが、下地はハードSF。

100年の探索を終えて減速のため光帆を開く「星虹号」のイメージが素敵でした!

◆第1話「さいだん座四一番星」
◆第2話「わし座のアルファ星」
◆第3話「光世紀船『星虹号』」
◆第4話「ランダウの幻視星」
◆第5話「ヴァン・ビーズブローク星」