2016/1/8読了。
変則的に読んでますが、本書はシリーズ第2作。
あとがきにて、大森氏が、前作を読んだ山田正紀氏に「大先輩たる北上次郎に対する敬意が感じられない」とこんこんと説教されたエピソードを書いているが……たしかに結構バッサリ言ってますな(笑)。
北上 そう、俺読んだよ。SFにわりと熱中してた頃はだいたい全部読んでる。えーと、トマス・M・ディッシュ之「リスの檻」が「SFマガジン」に載るまでは読んでたんだよ。あれが69年ぐらいだよな。
大森 それからもう35年経ってますよ。
北上 え、35年も経ってるの!? 恐ろしいねぇ(笑)。
北上 君と何年もここでやってるんだけれど、どうも君の基準がわからんのだよ。
大森 僕、これは好き嫌いで言うと、あんまり好きじゃないんですよ。
北上 えっ！ じゃあ、好きなのと面白いのは別なの？
大森 別ですよ。
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