2007/1/14読了。
すっかり忘れていましたが、佐織宗尊って『赤緑黒白』に出てきてたんですね(読み返して気がついた)。『赤緑黒白』で判明した事柄が、いよいよ文章として書かれていてちょっと感動(笑)。また、瀬在丸紅子と自分の関連について四季が考察する場面
「結局のところ、精神が躰を支配しているようで、実は、精神は躰に隷属しているのだ。瀬在丸紅子が行き着いた袋小路がこれなのだ。彼女は新しい生命のために、自分を折った。その歪みが、彼女をあそこまで鈍らせ、また、彼女をあそこまで生きさせたのだろう」
・・・そ、そうだったんか!