読了本ストッカー:作者もオ○○か?……『星界の断章』

星界の断章 <1>
7/25読了。
星界シリーズ」初の短編集。まさに「断章」で、シリーズの隙間を埋める好短編がまとめられています。セルフパロと交互に出てくるので、好き嫌いのわかれる構成だと思いますが…。
「創世」…宇宙航行種族アーヴの誕生や、“なぜ理念のない帝国を存続させることができるのか?”といった物語の根源の謎に迫る短編です。
「饗宴」…セルフパロ。ま、まさかラフィールが○○クとは…。コメントは差し控えます(笑)。
「蒐集」…平面宇宙航行のためユアノンを集める古アーヴたち。アブリアル号が8つ目のユアノンを得た事件を描く短編です。
「哺啜」…物語中に何度もでてくるサムソンの故郷・ミッドグラットの郷土料理「ルティモンド」。結局なにが原材料だったのか…。
「君臨」…若き日のスポール提督ペネージュの逸話を描きます。母親と執事(?)の下克上キャラがGOOD!
秘蹟」…セルフパロ。え~と、イインチョ?
夜想」…ソバージュが星界軍に入る前に訪れた地上世界を描く短編。
「戦慄」…セルフパロ。アブリアル発芽…(笑)。
「誕生」…ラフィール誕生にまつわる短編。
「暴君」…セルフパロ。お、おまえらもかっ!
接触」…う~ん、何をかいてもネタバレするなぁ…。あ、裏面に書いてあるし。文庫裏面を読まずに読むことをオススメします。
「原罪」…アーヴが母都市を滅ぼす様を描く短編。