2014/4/11読了。
初シミ
タツ作品。おそらく書評家の
北上次郎氏が、著者を絶賛されていて手に取ったものと思います。
意外と、というと失礼ですが、ミステリ色が強く驚きました。こういった過去のある男の話って苦手分野でもあるのですが、そんなに追いつめられていないというか……過去を引きずってはいるけど、新しくはじめた商売もうまくいっているし、ま、いいんじゃないですかね?
記述師的フェミコードに引っかかるのは、別れた妻とお互いに未練がある感じの部分ですかね。
男のロマンチズムというか、勝手な妄想というか……。でもこれくらいのほうが、傷つきやすい記述師にはもってこいです。