古本屋:関西出張第一日目「なんばの巻」

『古本の雑誌』を読んでいて、全国の古本屋を巡って(まさに巡礼だと思います!)ブログをアップしていらっしゃる方を知りました。
その名も「古本屋ツアー・イン・ジャパン」様!

現在、過去記事を精読中なのですが……す、すごすぎるぜ! その情報量!
関東近辺はおいおい参考にするとして、関西にもいろいろと面白そうなお店があるようです。
記述師、この度関西出張があるのです!

とはいえ、記述師は「古ツア」様たちのように、「古本修羅」というわけではありません。
新しめの文庫本を105円で入手できれば満足!という、ブックオフで充分間に合ってしまう小者なのです。

ですが、せっかくの出張なので、突然古本屋ツアー記録です。

2013年2月18日(月)
まず一日目。
一日の営業で歩き回り仕事を終え、疲れ果てた足を引きずり、「ブックオフなんば戎橋店」へ。

なんば駅南海難波駅というべきか)から地上にでて、雨の中(さ、寒い……)北へ北へと歩くとたどり着きます。
この店舗にくるのは3回目くらいでしょうか?
せっかく関西まできて、小さなブックオフに入っても仕方ない(仕方なくもないけど)ので、大型店舗を探してやって参りました。

大型店舗を謳うわりには、105円コーナーが小さな気がするのは記述師だけでしょうか。

六歌仙暗殺考』 井沢元彦 講談社文庫
『欲の無い犯罪者』 井沢元彦 講談社文庫
『将軍暗殺』 新宮正春 角川文庫
『惜別』 太宰治 新潮文庫
『二十世紀旗手』 太宰治 新潮文庫
『グッド・バイ』 太宰治 新潮文庫
『銀座開化おもかげ草紙』 松井今朝子 新潮文庫
捨て童子・松平忠輝㊤㊥』 隆慶一郎 講談社文庫
影武者徳川家康㊤㊦』 隆慶一郎 新潮文庫
シュレディンガーのチョコパフェ』 山本弘 ハヤカワ文庫JA
『99%の誘拐』 岡嶋二人 講談社文庫
『盤上の敵』 北村薫 講談社文庫
邪魅の雫』 京極夏彦 講談社文庫
羽海野チカ初期短編集 スピカ』 羽海野チカ 白泉社
ハチミツとクローバー④~⑦』 羽海野チカ 集英社

をすべて105円でゲット。
うぅ……散財してしもうた……。
しかし、『ハチクロ』もゲットしたので、妻も許してくれる、でしょう。

せっかくの大型店舗なので(こればっかりだな!)なかなか105円コーナーで手に入りにくい本を、と思ったのですが、あまりなし。
京極夏彦の分冊化されてないバージョンの〈妖怪シリーズ〉、特に後半は、105円コーナーにあんまりない気がするので……まあ豊作と言えるでしょうか。

歩き通しで疲れたので、ホテルへ……。