読了本ストッカー:漫画とは!?をめぐる傑作!……『マンガの創り方#誰も教えなかったプロのストーリーづくり』
2012/12/18読了。
前に『ミステリーの書き方』という本を読んで、非常に感銘を受けました。今回はマンガの書き方。別にマンガ家になろうというわけではないのですが。娘が漫画家になりたい!と言い出したもので……(笑)。
プロのマンガ家である山本おさむ氏が、自作他作織り交ぜながら、マンガのストーリーの作り上げ方を懇切丁寧にまとめたものです。
マンガにしろ、小説にしろ「テーマ」が最初にあるのではなく、それを見つけ出すものなのだ、という部分に強い感銘を受けました。
例えば「サッカーマンガを書きたい!」と思ったとき、それは「動機(モチーフ)」。決してテーマを発見したわけではないし、さらに言えば「発想(アイデア)」ですらない。
動機だけでそのまま作品にすれば、どこかでみた作品になってしまう。自分の作品にしたければ、自分でアイデアをみつけなければいけない。
マンガでも視点の問題があるんだなぁ!
「六分儀」白山宣之
『天上の弦』
白山宣之という作家が収穫でした。探してみよう!