トンデモ本の世界 (宝島社文庫)
宝島社(1999-01)
2009/11/30読了。
親本を含め、シリーズを時々立ち読みしてたのですが、なかなか文庫が揃わないので、とりあえず読んでみました。 ……まあ、世の中にはいろいろな人がいるなと。
記述師自身、伝奇ものとか大好きですし、疑似科学をもとにしたSFとかすべて好きなんですが……なんでイラッとしちゃうんでしょうね(笑)。
と学会会員の皆さんのようには人間が出来ていない（記述師のような）方々、バカにバカと言わなければ気がすまない方々、曲がったことが大嫌いな方々は読まぬが吉。ゾクゾクっと文庫化してほしいなあ。
疑似科学に騙されぬよう、このあたりの本を読んでみましょうかな。
『なっとくする相対性理論』 松田卓也/二間瀬敏史 講談社……反相対論者がよく犯す基本的な誤りを取り上げたもの。
『永久機関の夢と現実』 後藤正彦 発明協会……永久機関はなぜ永久に動かないのか、物理学的工学的立場から説明を加えた書。
『サイエンス・アドベンチャー㊤㊦』 カール・セーガン 新潮選書……『衝突する宇宙』に最も体系的な反論を加えた書。
『ユダヤにこだわると世界が見えなくなる』 宮崎正弘 二見書房……『ユダヤが解ると世界が見えてくる』の反論本。
『ユダヤ人世界征服陰謀の神話 シオン賢者の議定書』 ノーマン・コーン ダイナミックセラーズ……『議定書』がいかにして偽造され、世界にどのような影響を与えたかを、膨大な資料を元に検証した本。
