読了本ストッカー:再読!本棚探偵第1作!……『本棚探偵の冒険』

本棚探偵の冒険 (双葉文庫)


喜国雅彦


双葉文庫


2007/11/2再読了。


 


久々に新刊書店で購入した(すみません)『本棚探偵の回想』。を読む前に、第1弾であるこちらを再読。


改めて読んでみると、喜国氏の著作が面白いのは、行動的だからですよね。自分で函を作ったり、豆本を作ったり。こういったアプローチは、他の本関係のエッセイなどでは絶対にでてきません。
特に面白いのは、誰もが挙げるであろう「ポケミスラソン」。「ザ!鉄腕!DASH!!」ばりに、1日でポケミスを何冊ゲットできるかを試す企画です。しかも実際に買うのではなく、リストを塗りつぶしていくという方式。ラスト辺りでは、車で多摩地区の古書店をぐるぐる回り始めたりして・・・やってみたい(笑)。


あと角田喜久雄の『底無沼』肉筆原稿の真贋をめぐる「底無沼」は、『本棚探偵の回想』に続いているとのことだったので、楽しみです。