読了本ストッカー:ホワイト周平に安心……『よろずや平四郎活人剣㊤』藤沢周平/文春文庫


2014/9/24読了。

旗本の妾腹の息子、神名平四郎は、友人たちと道場を構えるべく準備をしていましたが、友人のひとりに金を持ち逃げされて計画は頓挫!
糊口を凌ぐべく、世間のやっかいごとを解決するよろずやを開業します。

平四郎の請け負うやっかいごとが巻き起こす人生の機微を横糸に、幕府の目付を勤める平四郎の兄からの依頼による、南町奉行鳥居耀蔵や老中水野忠邦との天保の改革をめぐる暗闘を縦糸に、物語は進みます。

なんといっても「ホワイト周平」作品。ほとんどの物語がハッピーエンドなので安心して読めます!
「ブラック周平」の片鱗はないのでホッとするわ~(笑)。