読了本ストッカー:『秘神界 現代編』朝松健/創元推理文庫


2014/7/29読了。

◆「怪奇俳優の手帳/佐野史郎
◆「清・少女/竹内義和
◆「土神の贄/村田基
◆「ルシャナビ通り/伏見健二」
◆「ユアン・スーの夜/南條竹則
◆「屍の懐剣/牧野修
◆「泥濘/飯野文彦」
◆「イグザム・ロッジの夜/倉阪鬼一郎
◆「地底湖の怪魚/田中文雄
◆「天にまします……/安土萌」
◆「インサイド・アウト/友成純一
◆「語りかける愛に/柴田よしき」
◆「或る彼岸の接近/平山夢明
◆「夢見る神の都/妹尾ゆふ子
◆「暗闇に一直線/友野詳
◆「C市/小林泰三
◆「道/荒俣宏
◆「異次元からの音、あるいは邪神金属」
◆「現代オカルティズムとラヴクラフト/原田実」

『歴史編』からずいぶん間が空いてしまいましたが……ようやく『現代編』読了しました。

いや……『歴史編』のほうが好みだな。
現代を舞台とした物語になると、どうも単純な(ってこともないけれど)ホラーになっちゃうので、ドカンと歴史的事件とクトゥルー神話を接続できる『歴史編』のほうがおもしろいんですよね。

その中では、 ウルトラ怪獣的に「C」が増殖していく小林泰三氏の「C市」と、歴史編に入れてもいいんじゃないかと思う荒俣宏氏の「道」が好きでした。