【記述師文庫堂について】記述師は如何にして探求書リストを作りしか?⑤メンテナンス

快適な探求書リストを継続するためには、メンテナンスが重要です。
ずっと入力していくうちにだんだんバグのように出てくるのが<重複入力>の問題。
これが発生する原因は二つあります。

①文庫化のとき
本ブログでは、<待ってました!文庫化メモ。>というカテゴリで、気になる本の文庫化をチェックしています。気になる本ということは、ハードカバーの時にもチェックしている可能性大。二重に入力してしまう可能性も大。

②年末総決算ブックガイドを読んだとき。
普段は<ダ・ヴィンチ><本の雑誌>など月刊のブックガイドを読んでいるので「あ、この本ならこないだチェックしたよな」と覚えていたり、携帯の予測変換で気づいたりするのですが、年末だとさすがに忘れてしまいます。

これらの入力ミスを防ぐべく、前述したように<入力規則>で同じ書名が入力されたらエラーが出るようにしていますが、この機能、テキストデータを変換してシートに張り付けた場合には働かないのです!

さて……どうするか……。

一番簡単なのはCOUNTIF関数を<入力規則>でなく、<条件付き書式>に入力することかなあ……。そうすれば解決する気がする。

というわけで、<条件付き書式>に

=COUNTIF(A:A,A2)>1

と入れてみました。条件が真ならセルが黄色くなるように設定。
すると……おぉ、上手くいった!重複した書名があぶり出されました。
これで黄色くなったセルを確認して、削除するなり、文庫化情報を付加するなりすればOK。

ただし……シートが複数にまたがった場合はカウントしてくれないです。つまり<原本>のシートに張り付けた段階で、「おや、その書名は<早川海外>のシートに既に載ってますよ」とはならないわけか……。少なくとも普通の関数では。

まあ仕方ないので、各シートに振り分けた段階でわかるように、各シート毎に<条件付き書式>を設定することにしました。

とまあこんな具合に、探求書リストを作っております。
同好の皆様に、少しでも参考にしていただければ幸いです。

↓↓↓ こんなイメージです。黄色いセルは、書名がダブっているもの。
第4期探求書リスト