読了本ストッカー『幻視者のリアル#幻想ミステリの世界観』



2011/10/4読了。

千街晶之氏の著作は、『怪奇幻想ミステリ150選』を読了しています。本書はその姉妹編にあたるとのこと。『怪奇幻想ミステリ150選』と比べると、ブックガイド的要素は薄いと前書きに述べてありましたが、作者の来し方を語る場面も多いため、チェックしもれていた作品も多数見つかりました。

<>陰謀史観を単なる非合理的精神と蒙昧の産物と考えているひとも多いかも知れないが、実は陰謀史観とは、現実の世界の虚偽と混沌に耐えられない人間が、より見通しが良く整合性を具えたもうひとつの世界を幻視しようとする試みであり、ある意味では極端な合理主義的精神の行きつく先とすらも言い得るのだ。たとえ、結果的に見えてくる世界のパースペクティヴが極度に歪んでいるとしても。

『魔都』 久生十蘭
『機巧館のかぞえ唄』 はやみねかおる
『匣の中』 乾くるみ
『天啓の宴』 笠井潔
『天啓の器』 笠井潔
『天啓の虚』 笠井潔
『ふしぎとぼくらはなにをしたらよいかの殺人事件』 橋本治
『時のアラベスク』 服部まゆみ
『罪深き緑の夏』 服部まゆみ
『夕焼け探偵帖』 野崎六助
『夢の断片、悪夢の破片』 倉阪鬼一郎
『定本ゲーム殺人事件』 竹本健治
『黒い空』 松本清張 角川書店 角川文庫
『記憶の食卓』 牧野修
『赤い額縁』 倉阪鬼一郎
『ダークネス』 倉阪鬼一郎
『血ぬられた法王一族#ダ・ヴィンチの名推理』 桐生操
『アムネジア』 稲生平太郎
『光の廃墟』 皆川博子 文藝春秋 文春文庫
皆川博子作品精華#迷宮#ミステリー編』 皆川博子 白泉社
皆川博子作品精華#幻妖#幻想小説編』 皆川博子 白泉社
皆川博子作品精華#伝奇#時代小説編』 皆川博子 白泉社
『旅芝居殺人事件』 皆川博子 文藝春秋 文春文庫
『巫子』 皆川博子 学研 学研M文庫
『摂#美術、舞台そして明日』 皆川博子 毎日新聞社
『竹馬男の犯罪』 井上雅彦 講談社 講談社文庫
『妖月の航海』 井上雅彦
『影よ踊れ』 服部正
コッペリア』 加納朋子 講談社 講談社文庫
『大東京四谷怪談』 高木彬光
『禍家』 三津田信三 光文社 光文社文庫
『忌館#ホラー作家の棲む家』 三津田信三 講談社 講談社文庫
『作者不詳#ミステリ作家の読む本』 三津田信三 講談社 講談社ノベルス
『蛇棺葬』 三津田信三 講談社 講談社ノベルス
『百蛇堂#怪談作家の語る話』 三津田信三 講談社 講談社ノベルス
『シェルター#終末の殺人』 三津田信三 東京創元社
『凶宅』 三津田信三
『災園』 三津田信三
『不思議の足跡』 日本推理作家協会/編 光文社 光文社文庫
『三百年のベール』 南條範夫
『火の路』 松本清張
『修道士の首』 井沢元彦
『五つの首』 井沢元彦
『謀略の首』 井沢元彦
葉隠三百年の陰謀』 井沢元彦
『サンタクロースのせいにしよう』 若竹七海
『八月の降霊会』 若竹七海
『依頼人は死んだ』 若竹七海
『遺品』 若竹七海 角川書店 角川ホラー文庫
『バベル島』 若竹七海 光文社 光文社文庫
『製造迷夢』 若竹七海
『九月が永遠に続けば』 沼田まほかる 新潮社 新潮文庫
『祝福の園の殺人』 篠田真由美
アベラシオン』 篠田真由美
『すべてのものをひとつの夜が待つ』 篠田真由美 光文社 光文社文庫
『歌うダイアモンド』 ヘレン・マクロイ 晶文社
『ひとりで歩く女』ヘレン・マクロイ東京創元社創元推理文庫
『家蠅とカナリア完訳版』 ヘレン・マクロイ 東京創元社 創元推理文庫
『割れたひづめ』 ヘレン・マクロイ 国書刊行会
『ミステリーの書き方』 アメリカ探偵作家クラブ/編 講談社 講談社文庫
『天使と悪魔』 ダン・ブラウン 角川書店 角川文庫