読了本ストッカー:『日本妖怪巡礼団』

日本妖怪巡礼団 (集英社文庫)日本妖怪巡礼団 (集英社文庫)
著者:荒俣 宏
販売元:集英社
(1991-12-13)


2010/2/16読了。



荒俣宏氏の著作のうち、ノンフィクションもの(特に集英社文庫版のもの)は、すべて集めてから読もうとしていたのですが、厳しいので読んでしまいます。先日、藤沢の名店ビルで出店していた古本市みたいなやつで、荒俣ノンフィクションをごっそり見つけたのですが……高かった(といっても300円くらいだったのですけど)ので涙のスルー。

週刊プレイボーイ」に掲載されていた(らしい)荒俣氏らによる霊所紀行をまとめたものです。こういうの大好きなんです。東京の地下に眠る地下鉄跡とか(読んでいないけど)。
残念なことに、記述師は都内の地理に詳しくないのです。関東に住んで7、8年になると思いますが、都内に弱いんですよねぇ……下町とか。書店の周辺には詳しいんですけど。
メンバー同士のあいさつは「モシモシ」とする。これは、かの柳田国男先生が『妖怪談義』で語られたように、村の辻で人に声をかけるとき「モシ」だけだと妖怪にまちがわれるから、こちらが人間であることを認識させるためにことばを重ねた故事にならう。

てのに爆笑!

◆「第一部:東京怪異探索」
◆「第二部:祟りの発掘」
◆「第三部:関東妖怪探索」
◆「第四部:冥界との交信」