読了本ストッカー『天皇の影法師』

天皇の影法師 (新潮文庫)
著者:猪瀬 直樹
販売元:新潮社
(1987-08)

2010/1/18読了。



◆「天皇崩御の朝に スクープの顛末」
◆「柩をかつぐ 八瀬童子の六百年」
◆「元号に賭ける 鴎外の執着と増蔵の死」
◆「恩赦のいたずら 最後のクーデター」

初の猪瀬直樹作品です。
なんとなく伝奇的興味から手に取ったのですが(八瀬童子とか)、「元号」をめぐる人々の対立が非常に興味深かったです。そこまで拘るか?という感じもありますが、彼らにとっては、きっと大切なことだったのでしょうね。