読了本ストッカー:オカルト小説として認定!……『火刑法廷』

火刑法廷


ジョン・ディクスン・カー  ハヤカワ文庫


10/26読了。


本格ミステリとしてももちろん有名ですが、怪奇幻想小説として読みました。カテゴリはミステリにしましたけれども。


編集者のエドワード・スティーヴンスが、自社の有力作家ゴーダン・クロスの新作原稿で見つけた17世紀に実在した毒殺魔の写真は、妻そっくりだった(げげっ!)という魅力的な導入部。訳文のせいか少し読みにくかったですが、ラストあたりの展開は非常に面白かったです。おぉ!ここでこの人がでてくるのか!?みたいなね。


しかしこれ、リドルストーリーというよりも、完全に怪奇小説のオチでは?