読了本ストッカー:翻訳家って大変そうだ。……『特盛! SF翻訳講座#翻訳のウラ技、業界のウラ話』

特盛! SF翻訳講座 翻訳のウラ技、業界のウラ話


大森望  研究社


2007/8/1読了。


大森望氏の<現代SF1500冊>シリーズや、柴田元幸氏の著作を読んで“翻訳”というものにかなり興味が出てきたので、図書館で借りてみました。


大森氏のSFマニアぶりは<現代SF1500冊>を読めばよく判りますが、翻訳者としての大森氏に触れるならこちら。
やはり翻訳の最大のポイントは「どこまで翻訳者が手を出すか」でしょうか。そういう意味では、ひらがなと漢字が混在する日本語で海外文学が読める日本人は、得なのかな、やっぱり。しかし「ひどい翻訳」とやらの見分けがつかない記述師のような人種はどうすればよいのか・・・(涙)



『乱視読者の帰還(みすず書房)』若島正
『ピーターとペーターの狭間で(ちくま文庫)』青山南
水鏡子乱れ殺法SF控(水鏡子)』青心社文庫
『翻訳の秘訣 理論と実践(新潮選書)』中村保男
『名訳と誤訳(講談社現代新書)』中村保男
『翻訳訳の技術(中公新書)』中村保男
『翻訳家という楽天家たち(ちくま文庫)』青山南
『翻訳という仕事(ちくま文庫)』小鷹信光


まずはこのあたりから読んでみる予定です。探さなくっちゃ。