読了本ストッカー:背中にウ○コ、あります。……『白いへび眠る島』

白いへび眠る島

2007/2/3読了。

古い因習が色濃く残る故郷の離島、13年ぶりのお盆の大祭、“不思議”を見てしまう主人公の青年、実の兄弟よりも強いつながりを持つ“持念兄弟”・・・クトゥルー読んだあとだと・・・なんか起きそうでドキドキですね。故郷に抱く複雑な思いという点では、恩田陸氏の『球形の季節』や樋口有介氏の『海泡』を思い出しました。伝奇・・・というほどでもない、ファンタジーでしょうか。