2006/6/25読了。
面白ければなんでもありなメフィスト賞受賞作。メフィスト賞の懐の広さを物語る作品です。
夢遊病で行方不明になったの恋人タニアを探して、「ダブ（エ）ストン」（“エ”は発音してもしなくてもOK）に文字どおり流れ着いた流浪の考古学者・吉田健二。不思議の国ダブ（エ）ストンを旅します。ワインは白がイタリアワイン、赤はフランスワインだったり、ラベルが決まっていたり、クラフト・エヴィング商會の作品みたいです。メフィスト賞なのでミステリだと思ってたら、本格ファンタジーでした。ラストもちょっと感動～。浅暮三文要チェックです！
